当院の歯科医師の研究が学会で賞をいただきました

こんにちは。

板橋駅西口から徒歩2分にある板橋エミール矯正歯科です。

先日行われた日本顎矯正学会で

当院の歯科医師の研究が優秀ポスター賞をいただきました。

歯科矯正にはブラケット装置やマウスピース型矯正装置で

歯並びを治す治療のほか

骨格的な顎のズレ(顎変形症)に対して行われる

顎の骨の手術(顎矯正手術)もあります。

顎矯正手術は総合病院や大学病院の口腔外科で行われます。

当院では行っておりませんが、手術が必要かどうか

手術しないならどのくらいまで理想に近づけられるのか

などの判断ができることは非常に重要です。

研究内容の紹介

上顎が前に出ているいわゆる出っ歯さん(上顎前突)の患者さんには

下顎の骨を前に出して手術する方法が多く取られています。

しかし、この方法では手術後に徐々に元の状態に戻ってしまうという問題がありました。

そこで下顎ではなく上顎の手術を組み合わせて行い

手術後の安定性を比較しました。

【上の顎に対するる2つの手術を組み合わせて、上の顎を切ってひっこめます】

その結果、骨のズレによる出っ歯さん(骨格性上顎前突)に対しては

下顎の手術よりも上顎の手術を行った方が

術後の安定性が得られやすいことがわかりました。

当院では歯並びを治すだけで治せるのか手術が必要なのか

しっかりと診断し、手術するのが望ましい場合には

患者さんにご説明し、納得のいく方法で治療ができるよう努めております。

ご自身がどんな治療で矯正治療が受けられるのか、矯正治療をしたいけどできるのか…

と迷っておられる方は是非当院にご相談ください。

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