こんにちは。板橋エミール矯正歯科です。
前回は矯正治療中の”お食事”の注意点についてご紹介しました。
今回は矯正治療中の”日常生活”の注意点についてご紹介していきたいと思います。
◎装着脱方法を守る
装置の入れ方や外し方が間違っていると、装置が曲がったり壊れたりしてしまいます。
<装置の入れ方>
1、まず、装置が歯に合う所まで入れます。”前歯”に合わせると入れやすいです。
2、小児用の装置等は床と呼ばれるプラスチックの部分、マウスピース型の装置は咬む面を”前後左右”4か所しっかり押して入れます。
入った音がしてもちゃんとはまっていないことがあるので、よく押して確かめます。
※たまに噛んで入れる方がいらっしゃいますが、破損の原因になるのでやめましょう!
<装置の外し方>
小児用の矯正装置等は”両手で奥歯にかかっているワイヤー”から外していきます。
マウスピース型の装置は表側から外してしまうと歯にくっつけているアタッチメントと呼ばれる突起物がとれてしまうことがあるので、必ず舌側の奥歯からできるだけ左右対称に外していきましょう。
◎装着時間を守る
矯正装置は決められた時間装着しないと効果が発揮されません。
サボってしまうとその分治療期間は長くなってしまいます。
小児用の矯正装置は”12~15時間以上”、マウスピース型の矯正装置は”20~22時間以上”装着してください。
◎お手入れ方法
基本的には水かぬるま湯での水洗いですが、1日に1回は”柔らかい毛”の歯ブラシで歯みがき粉は使用せずに磨いてください。
※”硬い毛”の歯ブラシや歯みがき粉を使ってしまうと歯みがき粉に含まれる研磨剤によって装置に細かい傷を付け、そこに細菌が繁殖してしまいますのでこれらは使用しないようにしましょう。
より清潔にしたい場合は、矯正装置専用洗浄剤をお使いください。
洗浄剤の優れた洗浄力により、矯正装置の汚れやイヤな臭いを除去します。
◎顔面下顎部強打など
口の物がぶつかったり、ぶつけたりしてしまうと装置により口腔内を傷つけてしまうことがあります。
また、装置の破損につながる可能性もありますので十分にご注意ください。
今回は矯正治療中の”日常生活”の注意点についてご紹介しました。
次回は矯正治療中の”歯磨き方法”の注意点についてご紹介していきます。