矯正のゴムかけの効果と重要性

こんにちは。板橋エミール矯正歯科です。

現在、矯正治療中の患者様の中にも”ゴムかけ”をするよう指示を受けている方がいらっしゃると思います。
しかし、なぜ必要なのか少し疑問が残っている方もいるのではないでしょうか。

ゴムかけとは、上顎の装置と下顎の装置にまたがって治療用のゴムをかける治療のことです。
ゴムは医療用で、顎間ゴムやエラスティックとよばれます。

矯正治療でなぜゴムをかけるの?


ゴムかけをする理由は、歯の移動のサポートをするためです。ゴムの収縮性を利用して、上下の歯を動かします。
その結果、しっかりとした噛み合わせや歯並びを作ります。
ゴムかけをサボってしまうと、歯が思うように動かず治療期間が延びてしまったり、仕上がりにも影響が出てきてしまう可能性があります。ですので、矯正のゴムかけは歯科医院の指示通りに装着しましょう。

 

矯正のゴムを間違いなくかける方法

矯正のゴムかけをする場合は、鏡を見ながらつける場所を確認して間違えないように行います。
目安として”1日20時間以上“、基本的に食事と歯磨きの時間以外は常に着用します。
1日1回、就寝前に新しいゴムに取り替えるようにしてください。

 

 

矯正ゴムのかけ方④つ

ゴムかけには種類があり、代表的なものは4つです。
・2級ゴム


出っ歯の矯正によく使用されるタイプのものです。
“上の犬歯(3番)付近と下の第一大臼歯(6番)の近く”にゴムをかけます。


・3級ゴム


下顎が上顎より出ている症状(受け口)を矯正する場合によく使用されるタイプのものです。
“下の犬歯(3番)付近と上顎第一大臼歯(6番)の近く”にゴムをかけます。


・クロスゴム


交叉咬合など上下の噛み合わせがずれている場合に使用されるタイプのものです。
“上下の歯の咬む面を交差するように”ゴムをかける方法です。


・垂直ゴム


前歯の噛み合わせが悪く、空間が出来てしまう症状(開咬)の場合に使用されるタイプのものです。
“上下のフックに対して垂直”にゴムをかけます。

今回は矯正のゴムかけについてお話しました。
歯科医院の指示通りに正しくゴムを使い、理想的に歯が動いていくように頑張りましょう!

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