こんにちは!板橋エミール矯正歯科です。
以前まで歯科矯正の分野で受診される患者さんの年代の70%が20歳未満でした。
矯正治療を行うに至る流のひとつとしては、健診や学校の歯科検診で歯並びを指摘されて保護者の方が矯正歯科を受診させたり、高校生や大学生になってから歯並びや噛み合わせが気になり自ら受診したりといった場合が多く、矯正治療の開始時期は確かにこの年代が多くなります。
しかし、最近では大人になってから始める矯正治療も一般的になり、自分で稼げるようになったから、仕事で人前に立つことが増えたから等という理由で矯正治療に踏み切る方々が20代~30代にかけて多くみられます。
また、50歳以上での矯正人口も増加しています。矯正治療は歯周組織や顎の骨に問題がなければ50代、60代でも可能です。
お持ちの疾患や歯肉の退縮など、注意すべき点はありますが、歯並びをよくすることによってケアがしやすくなり、虫歯・歯周病等の予防につながります。
そもそも大人の矯正とは、”すべての歯が永久歯に生え変わった後に行う矯正治療”を言います。
こどもの矯正治療の特徴としては、
1、歯が動きやすく、治療が比較的早く終わる
2、骨格に働きかけることで、歯列のアーチを広げることができる
3、矯正後の虫歯リスクを減らすことができる
大人の矯正治療の特徴としては、
1、モチベーションが高く、治療が成功しやすい
2、骨格の成長がないので、歯並びを決めやすい
3、歯周病予防等、その後のデンタルケアへの意識が高まる
などがあげられます。
<ライフイベントに向けた矯正治療>
〇ブライダル
大人の女性で矯正治療を行う方の中には、ご結婚や結婚式に向けて治療を考える方が多くいらっしゃいます。
「一生に一度の結婚式の写真撮影で歯並びを気にせず笑顔で写真が撮りたい」、「美容やドレスにこだわるなら、気になっていた歯も!」というように以前から気になっていた歯並びの改善を相談にいらっしゃいます。
〇就職・就職活動
就職活動に取り組むにあたって、自信をつけたい、印象を良くしたいという理由から矯正治療を考える方もいらっしゃいます。
近年では、歯並びや口元の清潔さに対するビジネスパーソンの意識の高まっています。
就職活動の時期だけでなく、仕事を始めてからも歯科矯正のメリットは多く、時間のある学生のうちに治療を開始するのがおすすめです。また、滑舌や発音が気になっているという方は歯並びや噛み合わせを治すことで改善することがありますのでぜひご相談ください。
〇留学・海外でのお仕事
日本では歯並びに対する意識はまだそれほど高くありませんが、欧米では歯並びの良さは社会的ステータスと結びついており、気にする方が多いのが事実です。海外で仕事に就くことを見越して留学する方にとっては、なにかと忙しくなる留学前に矯正治療を考えるのもひとつの手かもしれません。