こんにちは!板橋エミール矯正歯科です。
皆さんは歯ブラシをどういったタイミングで交換しているでしょうか?
気付かないうちに何か月も使っていたという方も多いのではないかと思います。
そこで今回はベストな歯ブラシの交換時期のお話をしていきます。
<歯ブラシの交換時期>
1、1日3回の使用で1ヶ月で交換する!
一般的には、1日3回歯磨きをした場合は歯ブラシの寿命は約1ヶ月と言われています。思ったより短いという方も多いと思います。きちんと汚れを除去するためにも「2~3ヶ月は使っていた」という方は、これからは1ヶ月ごとに交換してみましょう。
2、毛先が広がった時に交換する!
1ヶ月未満であっても、歯ブラシは毛先が広がったら寿命と言われています。毛先が広がった歯ブラシでは丁寧に磨いても歯はきれいになりません。歯ブラシを後ろから見て、毛先がヘッドよりはみ出ていれば交換のサインです。
電動歯ブラシも同様です。電動歯ブラシのブラシ部分も広がってきたらすぐに交換しましょう。
また、歯ブラシの毛先が短期間で広がってしまう方は、力を入れてブラッシングしている可能性があります。適度な力でやさしく歯磨きをするよう心がけましょう。
<交換時期を過ぎても同じ歯ブラシを使っているとどうなるの?>
1、清掃効果が低下する=虫歯や歯周病のリスクが高まる
オーラルケア用品でも有名なサンスターの調査では毛先の広がった歯ブラシの使用は、毛先の整った状態の歯ブラシの使用に比べて、奥歯の歯間部において清掃効果が45%低下したと発表しています。そのため、毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれず、汚れが残ったままになってしまいます。磨いていてもなぜか虫歯や歯周病になってしまいます。
2、細菌が増殖する
口腔内には常在菌が存在しています。1日3回1ヶ月歯磨きをすると約90回も歯を磨くことになり、歯ブラシの毛先には菌がたくさん付着してしまいます。古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていてもヘッドの部分は汚れていってしまうのです。
3、歯茎や歯を傷つけやすくなる
新しい歯ブラシの毛先には弾力性があります。
毛先が広がり古くなるとその弾力性が失われ、汚れが落とせなくなる他に歯茎や歯を傷つけてしまうのです。
「ブラッシングの圧は強くないのに…」「虫歯ではないのに…」冷たいものがしみてしまうという方は古い歯ブラシで歯茎や歯を傷つけているのかもしれません。
<歯ブラシの保管方法>
歯を磨いた後は歯ブラシをよく水洗する!
歯ブラシには菌や汚れがたくさん付着するので必ず水洗しましょう。
軽く水で流して終わりという方も多くいますが、それだけでは菌や汚れ、歯磨き粉などは落とせていないのです。水で流したら指でヘッドの毛の部分を洗い流してください。特に根元の部分は汚れが残りやすいのでよく洗いましょう。
水洗後は汚れが残っていないかを確認してみてください。
乾燥させて保管する!
毛先の部分に水分が残っていることによって、カビや雑菌が繁殖してしまう原因となります。
歯ブラシを水洗した後は必ず水気を取り、風通しのよい場所でヘッドを上にして保管しましょう。
歯ブラシの交換時期の参考になりましたか?
毎日口腔内に入れるものなので、常に清潔な歯ブラシを使用し、虫歯や歯周病を予防に取り組みましょう!