できるだけ少ない負担で歯並びを整えたい!矯正治療を安くする方法

できるだけ安く矯正治療を受けたいと思っていませんか?保険が適用されない矯正治療は、かかる負担が決して少なくありません。今回は費用を安くおさえるおすすめの方法を3つご紹介します。自分にあった方法で負担を最小限におさえましょう。

矯正治療を安くする方法はタイミングによって異なる

考え事をしている女性
矯正治療は保険が適用されないため「できるだけ安く済ませたい」という方が多いと思いますが、タイミングによって方法が異なります。治療前と治療中でそれぞれみていきましょう。

【治療前】実績のある歯科医院を選ぶ

矯正治療は高い技術を必要とする治療であるため、実績や経験が少ないと治療期間が無駄に伸びてしまう可能性があります。 設定費用が安い歯科医院を選びがちですが、治療開始後に追加料金がかかったり、計画通りに治療が進まずトータルの費用が高くなるケースも珍しくありません。 納得のいく治療にするためにも、その歯科医院の実績や歯科医師がどんな治療を得意としているのかを確認しましょう。

【治療中】治療中のトラブルを避ける

治療中のトラブルは治療期間が延びたり、余計な費用がかかったりする原因です。 患者様のお手入れ不足による虫歯や歯周病もトラブルに含まれます。実績のある歯科医院を選んだとしても、患者様の自己管理が不十分であれば最低限の負担で治療を終えることは難しいといえるでしょう。 矯正中の虫歯や歯周病治療は矯正治療費には含まれていないため、回数が多ければそれだけ負担がかかります。

小児矯正でトータルの治療費を安くできる場合もある

顎の骨が成長する時期におこなうことで、装置を使って顎を広げられます。顎が広がればその分歯が並ぶスペースができるため、永久歯が自然ときれいに並ぶ可能性が高く、その結果成人矯正が必要なくなるケースも珍しくありません。もちろん100%ではありませんが、仮に必要になっても治療期間を通常より短くできます。 抜歯のリスク回避や、唇や舌の癖の改善にも役立つため、お子様がいる方はぜひご検討ください。お口だけでなく全身の健康を守りやすくなります。

矯正治療を安くするのが難しいケースは?

歯並びの崩れは必ずしも歯に原因があるとは限りません。なかには骨格に問題があるケースも存在し、矯正治療とは別で外科手術が必要になる可能性があります。その分費用がかかるため、安くするのは難しいといえるでしょう。 また、歯並びが前歯にのみすき間がある正中離開の場合は、原因が上の小帯(唇の裏側に存在するスジ)であるケースも珍しくありません。小帯が歯の根元まで伸びていることが問題であるため、事前に小帯の位置を変える軽い手術が必要になる場合があります。

医療費控除が受けられる可能性がある

スマホを持った笑顔の女性

審美目的ではなく、歯並びが成長の妨げになっていたり、噛む機能がほとんど発揮されていない場合は、医療費控除が受けられる可能性があります。医療費の一部が戻ってくるため、負担は少なくなるでしょう。 しかし、すべてのケースが対象となるわけではありません。医療費控除が受けられるかどうかは歯科医院にご確認ください。

自分に合った方法で矯正治療を安くおさえよう

きれいな歯並びの女性
状況によって対処法は異なります。 矯正治療をまだ始めていない方は、実績があって信頼できる歯科医院を選びましょう。治療途中の方は、虫歯や歯周病といったトラブルがおこらないために、普段のお手入れやメンテナンスをしっかり受けることをおすすめします。 小さなお子様がお持ちの方は、ぜひ小児矯正もご検討ください。

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