すきっ歯症例 抜歯あり

すきっ歯症例10代

前歯の隙間と下の歯のでこぼこを気にされて来院されました。上顎の歯2本の抜歯と下の歯のディスキング を行うこととなりました。また、上下顎の左右の位置を修正するために、左の歯の上下に顎間ゴムという輪ゴムを患者さまに毎日取り付けてもらいます。
患者さまの歯には「矮小歯」という先天的に小さい歯があったため、上下の歯のバランスと治療後の見た目を考え、矮小歯を抜き治療を開始しました。
左右の噛み合わせをあわせることに治療期間を要しましたが、患者さまのご協力があって顎間ゴムをかけてくれたことで無事に治療を終え、歯並び・噛み合わせを整えることができました。

年齢・性別
10代女性
治療期間
3年6ヶ月
抜歯の有無
上の左右1本ずつ
治療費
99万(税込)
備考
ブラケット矯正(矮小歯抜歯)

IPR(ディスキング)とは?

ディスキング (IPR)用の器具

今回の症例で行なった「ディスキング 」とは、歯を動かすのに十分な空間がない際に使用する方法です。IPR(ディスキング )で歯の側面を薄いヤスリで削り、歯を動かすスペースを増やしていきます。削る量は0.2~0.5mmとエナメル質全体のわずかな量のため、歯の健康寿命に悪影響を与える心配はございません。

極力歯を抜かずに矯正治療が行えるように、今回のディスキング のような手法もよく使用されます。

板橋区で歯のすきっ歯でお悩みの方は、お気軽にエミール矯正歯科にお越しください。矯正認定医がしっかりお口の状態を確認し、どのような治療を行うの無料カウンセリングでお話させていただきます。

歯科矯正用アンカースクリューって?

歯科矯正用アンカースクリューは「矯正用インプラント」として知られることもおおいかと思います。

通常の治療用のインプラントとは違い、矯正用インプラントは一時的な固定として使用します。歯を後ろに動かす処置はとても難しいものでしたが、矯正用インプラントを用いることでこれまでよりも治療期間を短縮して行うことができる治療法です。

通常のデンタルインプラント(治療用)のような大きな手術は必要なく、数十分の処置で完了します。また矯正治療が完了後インプラントを抜きますが、その際もほとんど痛みなく、表面麻酔のみで完了します。インプラント除去後も跡が残る心配もございません。

当院では極力抜歯を避けられる様に上記の様な「ディスキング 」や「歯科矯正用アンカースクリュー」を用いた治療法もご提案させていただいております。

 

「歯並びを良くしたいが抜歯は避けたい」「他の医院で抜歯を必要とする矯正治療法を提案された」等お悩みの方もお気軽にご相談ください。セカンドオピニオンも受け付けしております。

(※今回ご紹介した「すきっ歯の抜歯あり症例」のように、どうしても抜歯が必要となることもございます。どの歯を抜歯し、どの歯を残すか、予後もしっかり考えて抜歯についても事前にご相談させていただきます)